大人が泣けるアニメ

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』略してあの花の劇場版が大ヒットということでございます。

多少意外だ…

すばらしい作品であろう可能性は高かったのですが、広く泣かすほど、テレビアニメへの鑑賞が進んでいないのではと思っていたので。

もっとも、映画だけ見て最高に感動できる人は、思慮深さが半端ないんでしょうけど。

まことしやかに、あの花は『大人が泣けるアニメ』という冠を持っているらしいです。

なぜなのだろう…

レギュラーの放送時間が、木曜日25:15からだから、大人しか見ないほど深いってことか。違うか。

大人というくくりは曖昧ですが、ここで言うのは大人年齢的なことよりは、当人の理解力とか人生経験的なことを指しているように思います。

まず、人の死を理解しているかどうか。
ヒロインは亡くなっていますので。

思ったんですが、下手をしたらですよ、仏壇的なのが出てくるまで、めんまが亡くなっていることが分からない、例えばメッチャ遠くに引っ越したとか、アメリカに留学しているとか、遠く離れているレベルに考えてしまう人がいると思ったのです。

もう一つあると思うのが、超平和バスターズのメンバーが、個々に抱える自責の念というのを想像できるかです。

こちらが主に涙の源泉になると考えますが、テレビアニメを見ていないと、かなりもったいないと言いますか、深みが出ないかなと思います。

最後に、、大人だからこそ、この作品から遠ざかってしまうケースはあると思います。

「あなる」ってあだ名、なんやねん!こうもん様か!

とか

ゆきあつの山ガール感、パネェ!

とか。

僕もねぇ、ゆきあつには心が折れそうになりました。

“アナル”は声に出して言いたいくらいだったけど!

あなるのあだ名は、その必要性だけで朝まで生テレビできそうな気がする。

柏崎星奈の「肉」に込められたら意味合いとも違うし、深い。

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