バレーボールの練習に少なくとも1つ無駄なものがある

男子バレーの新監督が、一部で話題なようです。
なんたって、練習が効率的だと。なるほど。いいことです、たぶん。
一応、私の見解を示しておきますが、すぐには強くならないと思いますよ。
タレント不在で、この選手を軸に強くなっていくんだってのが、あんまり見えないかな…と。
そもそもの負け癖が直るだけで、だいぶ成績は向上するとは思いますけどね(^_^;)
この国に負けるか…ってのが多すぎて、正直見るのを止めることが多いですからね( ・_・)
さて、有名な話ですが、私は中学3年間と高校の8ヶ月くらいバレーボール部でした。
なんでそんな時期に辞めたのかというと、、試合にでる最低6人に満たなくなって、明示的に退部したのではなく、事実上の活動休止からの高校2年で入部せずという形でした。
その後、母校のバレーボール部は、2こ下の世代で春高に出場するなど、多少の繁栄をしたのでした。
(中高一貫だったんですが、高校から他校に移った人もいて、そこのチームの方が強かったのは内緒だ)
本題まで無駄話をしましたが、僕は、自分の経験でレシーブ練習に多くの無駄を感じました。
見てきた範囲は狭いですが、この練習には意味がないというか、懲罰的な要素がぶっ込まれるケースが多いのです。
怒りにまかせたただ強い球や、顔面狙いとかは、まぁ実戦であり得る(顔面を狙って打つというよりは、結果的にですが)ので、この際″容認″としましょう。
ボールを打つ人との距離を1mとして、自分の後ろ3mくらい先に落下するボールを、対して山成でなく打つ。
ぶっちゃけ、フライングして動き出さないと届かない球ですよ。やる意味は、ありません。
だんだん怪しくなってきますでしょ??
この際、もしかしたら取れるという要素があるなら″黙認″としよう。
(実際、床に落下する前にボールにさわれても、次に繋がるように上げるのがほぼ無理)
このくらいになると、指導者側は顔を赤らめ、レシーブする人を罵倒しながらやっているものです。周りも辛いですよ。
上には上があります。
練習場所に寄りますが、2階に打ち上げて、「取ってこい」というのがあるんですよ。
1階にいるんで、無理です(キリッ
ブロックのワンタッチとかで、ボールが高く上がって2階に行っちゃうシチュエーションはあります。
でも、それを見越して6人の中から1人を2階に守らせますか??
野球で言えば、2段階目のは、スタンドにギリギリ飛び込むホームランをキャッチする練習です。
これは、常識的な外野守備練習と、選手個人の優れたパフォーマンスが融合して、試合でのみ繰り出されるスーパープレーです。
そこを練習します??
3段階目は、場外ホームランを取る練習です。もはや練習ではありませんね(笑)
レシーブにはいろいろ問題があります。
連続でたくさんのレシーブを繰り返す練習がありますが、試合を見て、例えば10秒で5球レシーブするなんてのは、ないんですよ。
確かに、レシーブしたボールがダイレクトで相手に返って、立て続けに攻められるってことはありますが。
日常的にやる価値はないシチュエーションです。
サトウ監督は、実践ベースみたいなので、その辺は評価できそうですね。
うまくやって、高いパフォーマンスを見せてほしいものです。

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