ついに、刊行されていると思われる古典部シリーズの小説を読み終えました。
この『ふたりの距離の概算』は、アニメ化されていないところです。
刊行が2012年6月ってなってますからねぇ。
その頃には、既にアニメがバリバリやっていましたから。
まぁ、アニメ化しようと思うなら、出来たのかもしれませんけど…
僕が見積もる限り、引っ張って2話分くらいに思いましたけどね。
例えば、これだけ映画というのもなんだか難しいですよ。てか、氷菓って、あんまり映画向きとは思えないですけど。
氷菓のアニメは本当に面白かったです。
いろいろ後手に回ったこともあってBlu-rayとかは買いませんでしたが…
氷菓・ガルパン・さくら荘は、BOXが出たら、何も考えずに買ってしまいそうです。
そんなに俺を責めるな。
古典部シリーズの小説により、アニメを復習するような構図になったわけですが、何となく思い立ったのは、僕自身、折木さんと福部さんの悪いところを上手に取り入れたようなクオリティの人間だということですかね。。(^_^;
そんなことはいいんですよ!
氷菓のアニメを通して一番深かった(=意味が分からなかった)のは、21話の「手作りチョコレート事件」ですね。
小説では、『遠回りする雛』に収録されています。
なんかもう信じられなかったのは、福部さんには福部さんのことを求愛してやまない伊原さんという女性がいます。
声は茅野愛衣さんです。
福部さんは伊原さんに告白されまくってるけど、はぐらかし続けているという設定。
まぁ、それはいいんですが、どうも福部さんも伊原さんのことはただならぬ思い出いたようなのですよ。
自分が福部さんだと考えたら、どうしてはぐらかすようなことをするのか、どうしても分からなかったんですね。
アニメ21話該当部分に関しては、簡単に言うと、福部さんが伊原さんを受け入れない理由を説明するのですが、マジで意味わかんないんですよね。
“自分には伊原さんなんて素敵な女性はもったいない”といっているようにも思ったのですが、それもちょっと違うのかなというのもあって、自分の中での心情理解が迷宮入りしたわけです。
原作、ミステリーですから!
アニメで見たときは、福部さんの説明が耳から耳に抜ける感じで、あんまり頭に入ってきませんでした。
小説で読んだときは、無意識に文字を追ってしまうということもあって、考えまくった結果、やっぱりあんまり分からないという結論に落ち着きました。
僕、実は氷菓の1話を見てしばらく塩漬けにしていた理由が、福部さんのキャラに抱いた第一印象があまりよくなかったからなんですよね(^_^;
本格的に見始めてからは、単純に折木さん視点に自分はなっていましたから、福部さんを見る感覚が少し変わったのかもしれません。
そうは言っても、「データベースは結論を出せないんだ」という姿は最後の最後まであまり気持ちいいものだと思わなかったですけどね…
この21話では、初めてくらいな勢いで福部さんが自分のことを自分で話します。
そうした結果として、私が福部さんに持っていた印象というのが鮮やかによみがえってきたのでしょう。
福部さんが現実にいたら、僕は明確な友達にならなかったかもしれませんね(爆)
原作小説の続きは出ますかね。あとがきでは思わせぶりでしたが、フワッと期待しておきましょう。
このアニメ11.5話は、原作小説には存在しない新作アニメーションです。
好きな人は、合法な範囲の手続きで見るといいと思います。
千反田さんの水着で悶え死にます。