配るほどじゃないかと

たまに、フリーペーパーの類いを街頭で配ってる人がいますわな。
若い頃は、Hot Pepperを手に入れることがステータスでした。
しかし、今やネットで同等の情報を手に入れることでHot Pepper争奪戦を回避できるため、フリーペーパー方式に何の魅力も感じなくなりました。
いわゆる、最高の鍋底敷き(←日本語正しい)状態です。
Webの検索結果は、なんかバアイスかかってる感じがあるし、紙媒体の方が情報提示形式に無駄がないとも考えられ、存在意義はすごくよくわかってるつもりではいますよ。
Hot Pepperは、飲み会や合コン、ヘアサロン検索あたりに利用価値が高いと考えます。
これなら、コストをかけて配る価値はありそうです。
求人情報誌はどうでしょうか。
もし、人から手渡されそうになったら、「そんなにワシが働いてなさそうに見えるんか」と、激怒されてしまいそうです。
常に一定のニーズはあり、駅でも手にする人はよく見かけますが、やみくもに配る価値は無さそうです。
究極に微妙なのは、僕の中では住宅情報誌です。
まず、情報誌で、潜在的な引っ越し願望を掘り起こせるか妄想しましたが、ちょっと無理でした。
ジャンル的には、緊急度や必要性の尺度に幅はあると思いますが、顕在的なニーズにヒットするものだと思います。
では、街の人の中で、どのくらいの割合で引っ越しを検討しているか、妄想してみます。
わかんねー。
でも、たいしていないんじゃないかな…
私は、現状に決定的な問題がなければ、自発的な引っ越しには否定的です。
こういう人が多いとすれば、配るほどのこたあないねぇって考えますねえ。
一方で、住宅関連の案件は、ひとつの金額が大きいため、ホームラン狙いで突っ込んでいくんでしょう。
そうじゃなきゃ、住宅街において、土日にモデルルームだかなんだかで、人を一人投入なんかしないわな。めっちゃ暇そうやけど。
本当の事情は、わからんがね。

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