事実の行動と、脳内の妄想。
アマゾンで、CDやDVDを2枚買うと最大30%オフという玉虫色なキャンペーンをやっていました。
perfumeのトライアングル(通常盤)とGAMEがキャンペーン対象になっていることが確認できたので、ポチってみました。
確認が進み、最後の注文確定画面にて、割り引き後の合計金額が出ました。
その内容をオーバー脳内取締役会で審議したところ、楽天ブックスのデータをもってこいという話になりました。
財務担当専務は、秘書を呼びつけ、部長にすぐに楽天ブックスのデータを出させるように伝言を出しました。
部長の報告により、平場で1割り引きを行っている楽天ブックスの方が、玉虫色のアマゾンより有利な価格であることがわかりました。
20円程度ですが。
しかしながら、支払代行業者のセゾンカードの関係上、永久不滅.com経由での永久不滅ポイント倍率が、楽天ブックスの方が、有利なことがわかっているため、部長の報告により、会社の方針が180度変更になったのです。
さて、今回の調達を担当した執行役員映像・音楽本部長ですが、危うく飛ばされるところではありました。
売買の契約直前になるまで、真の価格がわからないという怪しい取引ではありながら、あえて最終判断を取締役会にあげたことで、会社としての判断は間違わなかったことからということで、お咎めなしとなりました。
ただ、アマゾンに対しては、今後も玉虫色の対応をしてくることが懸念されるため、出世頭の執行役員クレーム担当から、Webのフォームから質問状を送ることになり、すぐに実行されました。
クレーム担当は、「どうせろくな回答は得られないでしょうと」あきれ顔。
副社長も、「そうだろうな」と言い、タバコの火をつけようとします。
すると、議事録係の総務部長が、「副社長、会議室は禁煙です。何度言ったらわかるんですか」と叱られるいつもの風景が広がるのです。
最後に、取締役会の実質的議事進行役の上席常務経営戦略担当から、「perfumeはベストアルバムを調達を基本とし、その他有利な取引をその都度精査する」という方針の確認をして閉会となったのです。