あるファイトクラブの日~
僕は、ノック消ゴムで打つのですが、筆入れから出したときに落としました。
赤いゲーム台の下に潜り込み、置いてある鞄が邪魔になっているんだろうか、見当たりません。
気まずくて、とても隣の人にそのことを言えません。
隣の人はどうやら級位であるため、すぐに帰ると思っていたら、帰りません。
それがないと、麻雀する気にすらならないノック消ゴムを失うなんて…
一つの仮説を立てました。どうやら、(私と違い)調子がいいようで、このまま段位になるまで打つのではないか。
しばらくして、段になりました。
初めての昇段だったようです。
やめませんでした―
ネクスト…
東一局の途中でやめました!
なんと…初めてのオーブを戦わずして失うとは…。
あっけにとられました。
僕は、オーラスで残り800点(死)
トップ目から高め36ピン直撃で金珠放出を避けられる状態で、そのターゲットは安目しか出さず、出すべきでない他家が切りまくり、挙げ句にターゲットに飛ばされて終了。
どさくさに紛れたところ…なんと、問題の鞄が置き去りなのである。
我がもの顔で退かしてみました。そして、その奥を注意深く探したら、ノック消ゴムが見付かりました。
よかった。
鞄は、店員に預けました。
心残なのは、僕が消ゴムを落とした時に打っていた人の鞄かどうかなんて、何の確証もないことです。
誰かが置いた爆弾だったかも…
明日、ニュースになっていないことを祈ります。