一生もの

それなりに生きてきたので、一生大切にしたいものの一つや二つはあっておかしくはないと思います。
とはいえ、頻繁に手に入るものでもなく。
手に入れられないんだから、それを誰かに贈るなんていうことは、もっと無理な話なのかもしれない。
かつて、本当に喜んでもらえるようなことはあった。とりあえず。
でも、たぶん一番贈りたかったのは、僕の気持ちやったんかもしれない。
ただ、それが一番迷惑なものなのかもしれない。
ものも気持ちも、風化すると言えるし、変化するものである。
ただ、決定的な違いは、気持ちには代替えがきかないこと。
だから、一生もの。

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