タイトルに表記の通り、日本麻雀機構東北本部設立決起大会に参加してきました。この記事では、大会の戦績以外のことをお話します。
私の予想では、すげえ人がいないと思っていたのですが、競技麻雀の盛んな仙台だけあって、根回しの効果で80人くらいいました。また、普段は段審月例会では見ないような若者も数名いました。
当日は、理事長の土田浩翔氏(「プロ」肩書きがふさわしいのかが難しいため「氏」で統一)、理事の多井隆晴氏・阿部孝則氏がいらっしゃいました。
3氏の印象
土田氏
・背が高い(180以上か)(←噂どおり)
・お酒は飲まない
多井氏
・背が低い(160程度)(←かなり意外)
・独身
阿部氏
・某有名男優加○鷹氏そっくり(←麻雀格闘倶楽部の写真からなんとなく感じていたが、本人に会って確信。その結果、カッコいい)
・奥さんがいるようである
共通
・いい人たちでした
設立趣旨に関して、私には、
・より多くの方に麻雀を楽しんでもらえるようなきっかけの提供
・麻雀の持つダークなイメージの払拭
という点が、よく記憶に残っています。
いろいろ考えてみました。なぜ、前の所属団体(3氏は日本プロ麻雀連盟)ではできないのか。わざわざ新団体を設立する意味は何か。
土田氏の話では、いまいち伝わってこないんですね。というよりも、連盟でもできるじゃんとしか思えなかった。
なぜか出席した懇親会での話とか、3氏の実績と今までの身分を捨てて取り組むことを考慮してみると、だんだん新団体を設立した意味が分かってきたような気がしました。
懇親会での土田氏の話を聞いて。決起大会のようなイベントは、すでに結構いろいろなところでやっているようである。しかしながら、人はうまく集まっていない(例:名古屋では若者中心で30名程度)。それでも、ゆくゆくは各都道府県に支部を作ることを目指している。つまりは、日本麻雀機構のビジョンを元から根付かせていきたいのだ。
大体、若者が競技麻雀なんかしないだろう(私など、ごく一部の変態は除く)。名古屋の例も、十中八九麻雀格闘倶楽部で知った人たちに違いない。でも、どうする。おそらく現在ロケテストがなされている麻雀格闘倶楽部6では出てこないだろう。そのうち、忘れ去られるかもしれない。
3氏の実績。「最速最強」と評される多井氏は、若手でもっとも注目されるプロの一人であった。土田氏は、対子場に強いと言われ、鳳凰位などの実績もある。阿部氏も、近年は連盟の鳳凰位で、リーグの強さは最強の打ち手であった。今までの実績と名誉を捨てて―
そう思ってみたら、彼らの賭ける気持ちは具体的な行動を呼び起こしたのであろう。もちろん、連盟を変えることができたなら、新団体までには至らなかったのだろうが。
そのかわり、麻雀の世界を変えられるかもしれない。
競技麻雀を愛好する私も、その未来を見つめていこうと思う。