研究というか、学生としてのお話。
確認として、単位を数えた。
足りてる…
うん、間違いない…
っていうか、思っていたより取得単位が多いぞ。
不安だ…
よそう…
まだ、必修の卒業論文12単位が残っている…
これが取れなかったら即留年だ。
すると、第3回卒論・修論構想発表会の日程が告知された。
私の先生から…
恐い
たぶん、ほぼ実験段階に出来上がっていることが最低条件だろう。23日までにレジュメを作らなければならん。ひとつの正念場だ。
やらねば…我が未来は切り開かれん。
はっきり言って嘘くさいが、授業が再開すると、理由も無く
勉強する気にはなる
大体、外に用事が無ければ9時ぐらいまでは大学にいるしな。
つうか、私の場合、実は家でネットできないから、大学を活用できる時間にフル稼働する必要があるのだ。ただでさえ、図書室等の資料検索をしないといけないのに…
そのくせ、
部室で長時間休む
もっと明確にメリハリつけんとな。いい加減、覚悟を決めて先生と対決せんといかん。
進路は、進行の時間が決まっているから、早めることはできない。これはしょうがない。
まずは、質問紙案を作ろう。どうせ真っ赤に添削されるから、これに最長2週間だ。実験の場を確保したり、手続きしたりもあるから結構きついな。
私は、進路が決まらないことにつけて卒論を提出しないで留年するような真似は絶対にしない。進学は大いにあっても、4年を2度するなんて考えられない。
罰が当たる
この前母親が言っていたが、母の知り合いの息子(KOボーイ)が、希望の企業か知らんが就職できなかったそうで2単位残して留年し、また来年の就活を行うらしい。こないだ、面接に行ってそんなことをいってる奴も実際見た。
いわゆる就職浪人ですな。まぁ、賛否両論あると思うし、自分がそういう身ならどう行動するか。
私は、ずるいと考える。それは、もう一回『新卒』の身分で就職活動をやり直すことについてではない。
自分を消し去るからだ。
言葉が悪い点、あらかじめお詫び申しあげておきますが、自分を見殺しにするのと同罪だと私には思えるのです。
現に、就職できてないすげえダメそうな私が言うことでもないと思うのだが…
結局、自分の弱さとか足りない部分を隠して、それで自分の利のためだけに動いてるんじゃないのか。
本当に信念のある人はいいさ。絶対少ないと思うけど。
大半は、自分の境遇に対して「最悪だ」とか「運がない」とか言っているに違いない。私も最初はそうだった。
人間の真の成長は、自分の弱さをどれだけ認め、理解し、それを超えていけるかだと思う。
小学校なんかでもそうだろう。学校では知らないことを習う。当然、わからない。だから学ぶ。ここでは、(特殊な逸材を除いて)みんなができないことであり、できないことが恥でなく、習ってできるようになればいいという点である。
勉強に関しては、小学校の頃にあまりできないのはそんなに気にならない場合が多い。だが、中学・高校と進むと受験のレースがあるように、それなりの差がつき始め、劣等感とか焦りとかを持ってくるだろう。これも、当然だ。
こんなとき、私が(勉強の例の場合)最も理想的に思うタイプは、勉強ができない自分を認め、それを超え、成し遂げたい目標を持って、必死になれる人だ。今の時代、案外多くないタイプだろう。逃げてしまっても、それなりにうまくいくし。私だって、逃げる方といえる。
自分にとって、すごくありがたいと思ったのが、去年の暮れから今年の3月にかけて、本当に頑張った人に何人も出会えたからだ。そう、塾ですよ、塾。
マジ、立派だった。私より、7つ?も年下なのに。私の同じ年の頃よりたぶん20倍辛い思いをして、20倍勉強したぜ。
加えて偉いのが、全員県立に受かるんだから。
あんまりかわいいもんだから、「よくやったな」って抱きしめてあげたいところだったが、たぶんその全員に気持ち悪がられている上に、セクハラになって人生が破滅するのでしなかったが。私の何倍立派だと思ったか…
普通にしてれば、甘い汁はいくらでもすするくせに、意味のないと思えるような苦いものには一切手を出さない。
前にこのブログでも述べたことがある(はずだ…)が、何かを得るためには何かを捨てる・失う覚悟が必要だと思う。
今の自分が求める未来の自分を得るためには、妙な話だが、今の自分を捨てないといけないのではないか。
今の自分に足りないことがあるなら、学べ。
今の自分に変えるべきことがあれば、変えろ。
そりゃあ辛い。だって、そうしなくたって死なないからね。やる意味なんて見当たらない。逃げても、チャンスがまたあるもんな。
そうか?
残念だが、「また挑むチャンスが来る」ということは、驚くほど重要なことじゃない。
逃げた罪は大きい。弱い自分から逃げた罪は。
自分を変えるチャンスなんて、多くない。
見えない自分が相手だからこそ、逃げるな。
余力を残さず戦え。
それでもダメなら、何も残さず燃え尽きればいい―
燃え尽きた後、再び歩き出す方法は、自分の心が知っている。
世界で一番嘘をつけない相手は、自分だ。
逃げると、自分に嘘をつく。自分を守ることなんてならない。
心の底から自分の弱さを認められたら、きっと満足できる。