衰えぬ相談役

鈴木財閥の営業状況は不明だけれど、鈴木次郎吉相談役の羽振りの良さには頭が下がるところです。

永井一郎さんが亡くなられたとき、波平のこともありましたが、コナンの名作のひとつとして、とても怖い図書館の館長をなさった話が再放送されたということがありました。

さて、コナンの声優といえば、困ったときの高木渉(高木刑事、小嶋元太、鈴木次郎吉相談役の愛犬ルパンなど)もありますが、なんとまぁ、鈴木次郎吉相談役がもともと永井一郎さんだったのです。

僕がそれに気が付いたのは、あろうことか、業火の向日葵公開直前だったのです。
まじっく快斗1412の時には既に変わっていたのに!
今は、富田耕生さんですね。

映画を見ると、園子姉ちゃんのスポークスマンぶりには感心しますね。
彼女自身、金持ち故の感じ悪さはなく、ごく通常な女子高生である一方、相談役の破天荒は適度に乗りこなし、半年に一度くらいコナン君に麻酔銃を撃たれては、女子高生探偵として成果を上げて、見栄を張るわけです。

ただ、コナン君を“ガキンチョ”と呼ぶのだけはどうにかならないか…

園子姉ちゃんに経営者としての資質が芽生えるかは分かりませんが、財閥の重要な局面を担うようなこともあるのかなと思うと、今後の成長に期待したいですね。

早く高校卒業しろよ!

怪盗キッドといえば、工藤新一と同じ山口勝平が声を担当しています。

僕がガキンチョの頃でも、同じ声なのではないかと疑っていて、キッドの正体は新一だと思ってた時期がありました。

それが成立したのは、コナンに触れるようになった初期の段階では、新一がAPTX4869を飲まされて小さくなったのがコナン君という設定が分からなかったので、キッドとコナン君が同時に出ても違和感なかったんですよ~(爆)
知らないのは罪だね~。

しかし、なんで同じ声優にしたのでしょうね…
そもそも、名探偵コナン側では、キッドの招待である黒羽快斗君は出てこないので、無知による誤認は避けられないと思うのだが…

映画では、その、、キッド寄りのあの人も絡んでくるけどさ…

しかしまぁ、キッドはコナン的には脱線した話なのですが、服部君より存在感出てきちゃってるのは心配です。

自分的には、キッドはコナン君=新一とわかってんのかどうだかがハッキリしないとかモヤモヤしているところもあり、歯がゆいのです。
(映画の中だったか、最近、キッドは分かってるって描写されたことがあった…はず…)

ああっ、和葉姉ちゃんに会わせろ!

せやかて工藤、なんでも和葉がついてくるちゅうんは考えが甘いんとちゃうか??

\(^o^)/せやかて工藤\(^o^)/

服部君が出てきそうな展開って、今は世良姉ちゃんが奪い去ってるしなぁ…

最後に、業火の向日葵の感想を、異次元の狙撃手と比べて…

劇場で見て熱かったのは、正直異次元の狙撃手の方。
ただ、あまりにもあなたが現実的で冷静なら、業火の向日葵の方が納得感があるでしょう。
異次元の狙撃手では、ラストシーンのコナン君のあがきにおいて、博士の作った道具のハイスペックさ(主に、物理的な耐久度)と、コナン君の実行力が、もはや承伏しかねるレベルでしたが、手に汗握る展開に許せてしまえたという印象なのです僕は。
もう一つ言うと、割とにわかに出てきた昴さんがターゲットを狙うこと自体に、コナン君が特別違和感や疑問を持たずに、仲間だと考えたのも不思議でしたけどね(^_^;)
(コナン君自体は、これまで昴さんを特別敵視したことないという前提知識が必要だったか(少なくとも、コナン君が昴さんを知っていることを、僕たちが知っておくべきだった))

もし、いつかコナンが終わるとき、キッドの話は別に決着するのでしょうか。

キッドがお目当ての宝石を見つけ父親の死の秘密を暴くか、キッドが中森警部ご一行に逮捕されるか、鈴木相談役が逝去されキッドの泥棒稼業のモチベーションが激減し自然消滅するか。

気になります。

それでは。
See you next illusion!