池上彰の選挙特番は良かったか?

参院選の開票系特番、(首都圏で)池上彰のテレビ東京のが視聴率が良かったそうです。

かくいう私も、テレビ東京を見ていたのですが、次回以降は顔がタイプの女子アナが出ている局にしようかと思う

公明党の当選者に学会員かどうかを質問するなど、僕の好みの展開はある。
それ以上に、負を感じた。僕の好みの影響は否定できないが、こんなところだ。

池上氏は、自分の興味に終始した質問をしているという印象。まぁ、そういうものなので構わないが、自分の興味をもてない話題や質問になってしまうと、つまらなくなる度合いが大きかった。
蓮舫氏なんかはそうで、池上氏はご自身のロジックで都知事選出馬するんじゃないの?と聞き続けるのだが、蓮舫氏本人に伝わらない妄想と印象を受けた。それに、彼女が都知事選に出るかどうか、僕は全く興味ないので、実りのないインタビューだったと思う。
蓮舫氏が都知事選に出ないことを断言させたと評価する向きもあろうが、出るか出ないかなんて、公示日にわかれば困らないという大多数の人にとっては、やはりこの日に聞くことじゃなかったと思う。

朝日健太郎氏へのインタビューも酷かった。
「具体的に所属したい委員会名を言ってほしかった」として、どうせ何も考えてないんだろというタレント議員に対しての潜在的不満を代弁した。意図はわかるが、池上氏の質問の仕方が適切だったかは疑問が残った。
やり取りの間、3回にわたって委員会のことを聞いた。初回の質問時は、朝日氏とのやり取りは不自然でないと感じたが、池上氏は委員会名を挙げながら聞き直してた。ここで僕は、池上氏は具体的な委員会名を言わせたいんだと俺は理解したが、朝日氏は同じような応答した。そして、同じやり取りが繰り返されて終了した。
正直、朝日氏の理解力がこの程度なのかと俺は失望したが、池上氏も本人不在の時(中継終了後)に文句を言うくらいなら、「具体的な委員会名を挙げてくれ」と言えばよかったのに、とも感じざるをえなかった。だから、朝日氏が実はどこの委員会に所属するか考えていなかった可能性を否定することができなかったと、俺は結論づけた。
なお、自分の印象だけど、、朝日氏は何も考えてなかったとは思う(^_^;)しかし、あれだけ表情を崩さずフワッと対応したのは才能だと感じた…(そこかよ…)

池上氏が、(俺にとって)下手と感じる質問とか、価値の低いと感じる事柄を突き詰めることについて、抑止したり、ダメ出ししたりする人がいなかったのは残念だった。
これはある種の思考停止かもしれないが、池上氏が正しい(正義)で、政治家はおかしい(悪)という前提が存在しているように思える。確か、スタジオには宮崎美子さんがいて、怪訝な顔で首を傾げるような動作が映ったことも記憶している。どういう流れだったかは覚えてないが、たまにでも「池上さん、訳わかんないこと聞いてる」とか思っていたならいいなと思った。
(常識的な人が、池上氏を批判的に見る視点を忘れていないという観点)

散々池上氏のことについて述べてきましたが、この選挙特番で、圧倒的に酷いと感じたのは、小島瑠璃子(こじるり)の中継です。
とにかく、”当選確実”(当確)なのに、事実としての当選と捉えている言動をし続けていた。僕にはそう映りった。

こじるりは顔がカワイイので、1回くらいのミスってことならば問題なく許すことができたのですが、誰も注意することなく終わってしまったので、残念でした。
この報道クオリティで許すには、あくまでも俺の意見ですが平愛梨クラスのルックスが必要だと思う。

というわけで、池上氏自体が合う・合わないという問題があったということ。
一巡して、安定した報道を自分としては求めているのかもしれない。

ただ言えるのは、何に対しても批判的な態度で挑むところに身を置くのは、疲れるってことでしょう。
僕は、最近はずっと疲れ切っていますからね。こじるりが、せめて正しい(と俺が感じられる)ことを言っていれば、中継で出てくる度に「こじるりカワイイ」と思ってガス抜きになったのだが…

それでは。

もうすぐ選挙か

都知事選 俺にもあるんだ 被選挙権

どうも、三十路です。

石田純一氏の名前が急浮上したのは驚きといいますか、ビックリしました。同じリアクションやないか!

そういえば、デモかなんかに参加したってのはニュースで見たのを思い出しました。
方向性としては、国政があってる気がしたのは内緒だ。

僕は都民ではないので都知事選はあまり関心がありません。まぁ、職場が都内なので、選挙カーくらい見かけるだろうってのと、日本の首都のトップという観点での発信力は無視できないですけどね。東京と周辺オリンピック・パラリンピックは開催される訳ですから。

参院選につきましては、今度の日曜日(2016年7月10日)が投票日ですから、期日前の権利行使を含めて、考える時間は多くありません。
選挙区での投票先は決まったんですが、比例をどうするか何も考えてないんですよね。候補者名で投票するつもりではいるので、選定には一層時間がかかるでしょう。。
ポタリスも参考にして、考えます。

そう、朝日健太郎が出馬するってのがあって、ヤフーで「誰やねん」コメントが多かったと記憶しています。
昼休みにグリーンスムージー買いにコンビニに行く途中に選挙ポスターを見て、朝日健太郎を見つけました。

彼は、僕にとってはある種のヒーローなんですよ。
僕が中学の頃、入学後すぐに書いた作文で、バスケ部に入部すると書いて、バレー部に入部したことは有名ですが、だいたい僕が中2あたりの日本代表センター(今時は、ミドルブロッカーとか言う)、サントリーサンバースの主力が朝日だったのです。
俺、普通にファンだったぜ。サインもらったもん(確か)。

190cmと、世界レベルでは大型ではなかったですが、ブロックのタイミングが抜群で、いい頃は、世界戦で1セット2本を超えるブロックのアベレージを出していたことは忘れません。だいたい、1セット1.3ブロックくらいが優秀なミドルブロッカーの目安と(少なくとも当時は)言われていたので、いかに高い数字かおわかりでしょう。

ステキなバストの持ち主だと信じて疑わない木村沙織など、下の名前をユニフォームに刻んでいる選手がいますが、健太郎や同時期サントリーの主力だった佐々木太一が下の名前ユニフォームの先駆けだったと俺は思っています。

健太郎は、ご存じの通り、リベロの西村と組んでビーチバレーに転じました。
床のバレー(!)でパフォーマンスが落ち目だったとかは思わないけど、タイミング的には驚きました。

引退したみたいなニュースは、あんまり記憶ないまま時間だけが過ぎ、今回の参院選出馬の件で久々に名前を見ました。

政党が担ぐいわゆるタレント候補には、素朴な疑問がありますね。
どういういきさつなのかと。

タレント候補ならではのマニュフェストとか、演説の方向性とかは、僕自身に利するかどうかはおいておいて、一応あるでしょう。
意識が高くて無所属立候補なら分かるけれど、(国政であれば)政党公認が多いですよね。あるタイミングで、政党に所属しているということなんでしょうかね。

とりあえず政党に所属してれば、何かのタイミングで公認を得て政界に打って出られると考えたら、無党派層なんて気取ってないで、どこか支持政党を持つというのが悪くないような気がしてくるなぁ…

タレント候補を批判を見ていて、立候補のバッググラウンドは情報が少ないせいで、ちゃんと踏まえられていないと感じるんですよね。

僕ですが、タレント候補にはニュートラルですよ。だって、自分で考えて投票はしますからね。入れるべき人が、その人かどうかってことでしょう。

まっ、あいにく私の能力では、隅々まで政策やマニフェストを精査する時間とやる気がないですわ。
気になるところはしっかり見て、決めましょう。

決めるんですよ。人生は選択なんだから。