『室井慎次 敗れざる者』は見に行った

優先順位だったり、熱意が中途半端だったりといったことが、ガンガンこぼれ落ちていく。そんなテンションである。

映画で言えば、『きみの色』を見に行かなかった。

ぶっちゃけ、興行収入的に奮わなかった模様で、近所の映画館でも、すぐに上映回数が減ってしまい、いろいろ難しくなって行かなかった。山田尚子監督よりも、脚本・吉田玲子が私にとってキラーコンテンツだし、幾度となく僕を号泣に追い込んできた悠木碧や寿美菜子が出演してたのに。

スケジュールに加え、評判がイマイチだというのを、何度も見てしまったこともあったかも。頑張れなくなった。

「ふれる。」も見に行かなかった。

いわゆる超平和バスターズな作品は、「あの花」がとてつもなく好きで、「心が叫びたがってるんだ。」や「空の青さを知る人よ」は映画館に見に行った。だんだん、僕の期待とは違ってきていた感覚があった。これまでの3作品、4K Ultra-Blu-ray化したのね。あと、ここさけのタイミングの頃に、乃木坂46をグループとして興味を持ち始めた。主題歌としての発表がされたときには、直感的に嫌悪したのだけど、乃木坂にはいい曲が多かった。最近は、坂道グループの楽曲力に、物足りなさが増えた。

主題歌がYOASOBIで、たしか、ミュージックウィークでYOASOBIのオールナイトニッポンを放送した時に、楽曲がかかったか、「ふれる。」の主題歌を担当することを知ったのだと思う。映画の評判は何も目にしなかったが、結局モチベーションにならなかった。

『室井慎次 敗れざる者』を見に行った。

踊る大捜査線は、普通に好きくらいのコンテンツで、劇場版は全部映画館で見た。派生作品等を含めると『容疑者 室井慎次』が好きで、「俺、ほんと田中麗奈が好きなんだな」と思ったものだ。田中麗奈が医者と結婚したという話を聞いた時は、膝から崩れ落ちた、なぜか。

見に行った理由としては、僕が誕生日で得たクーポンがあったことと、丹生ちゃんが出てること。丹生ちゃんの出演が明らかになった時には、日向坂の卒業はとっくに発表されていたよね。丹生ちゃんは、芸能の仕事を続けそうだけど、演技に軸足を移していくのかな。ゲーム配信とか、よりやりやすくなったら、メッチャ人気出そう。

『室井慎次 敗れざる者』は、メッチャ面白かった。高校生役の丹生ちゃんは、いい子すぎて、すごかった。絶対クラスの男子全員、惚れてると思う。

フジテレビは過去の栄光にしがみついている、とか言う意見もあるのだろう。でも、これはもう室井慎次の人生を描いているのです。踊るの歴史をなぞっている人なら、いっそう楽しめる。そうでなくとも、室井慎次を警察(警視庁OB)と捉えて見れば、さほど問題無い。ただ、やはり回顧映像が入るので、ちょっとアレかもしれないが。

丹生ちゃんがメチャクチャ可愛いので、最高。

そして、俺は福本莉子と原菜乃華の区別ができていないと痛感した。「トリリオンゲーム」に出ていたのは、福本莉子。「ミステリと言う勿れ」の映画に出ていたのは、原菜乃華。TOHOシネマズの予告でよく見かけたのは、山崎紘菜からの福本莉子。そして、「室井慎次 敗れざる者」に出演していたのは……福本莉子でした~。最後のスタッフロールで確認するまで、完璧に原菜乃華で進行していた。もっと原菜乃華のグラビアを見て勉強しておくべきだった。

『室井慎次 生き続ける者』も楽しみだ。ちゃんと二部作らしく、強烈にフリになって終わった。生き続ける者の公開まで待つという判断も、尊重したい。まぁ、待った結果どっちも見ないとか起こりうるけど!

千早群像と愉快な仲間たち

映画館で見た特報で、面白そうなバクマン。や、期待しすぎてしまったかもしれないここさけをよそに、蒼き鋼のアルペジオを二度見ました。

TOHOシネマズ日本橋に行ったのだけど、多分入場者特典配ってなかった。
特に問題ない。

あと、東宝シンデレラの人、名前を覚えられていないけど、タイプ。

さて、アニメから劇場版第一作を踏まえての今回なので、総集編を含んだ劇場版第一作を見ていることが今作を解釈する上での前提と言えると思います。
雰囲気だけではもったいないので…

二度見たことで、ガルパンのアニメを見ていた頃の楽しさと同じようなものを蒼き鋼のアルペジオにも見いだしました。

ヒロインの声優が渕上舞さんで、渕上舞さんはかわいいってのは大事(?)だけど、そこじゃない。

創意工夫に富んだユニークな戦術です。

蒼き艦隊のみなさまは、地形や海流、柔軟な発想を駆使して戦略を立て、それを実行する実力を備えています。

結果、タカオをメロメロにし、キリシマをヨタロウにし、コンゴウを解放し…(以降劇場版へ)活躍を遂げてきました。

ガルパンにおける大洗女子のみなさまは、カリスマ集団あんこうチームを中心に、キモカワな作戦名とは裏腹な創意工夫に富んだやり口で格上を撃破し、ついついオレンジペコさんも応援してしまう戦果を挙げております。

どちらにしても、ジャイアントキリング的な要素に溢れており、相手方の白旗、悔しがり方、実力の評価に、私としては爽快感に加え、不思議と誇らしさを覚えるのでした。

映画終盤に入ってきたところで、霧の生徒会との対決がやはり秀逸で、蒼き艦隊の総力が見られます。

ラストシーンは、それっぽい場面がCMで流れてますけど、CMで抱く印象とギャップが少なく、作品を通してイオナの感情の芽生えや気持ちの揺れ・迷いを感じてきていれば、感動します。

ちょっと切ないラストからのエンディング、Tridentの『Blue Destiny』が、絶妙に響きます。
※ハルナ(CV:山村響)と掛けたわけではない

Tridentについては、劇場版第一作目の特別版の方に、ファーストライブの映像が収録されていますね。
他にも付属特典はいろいろあるけれど、Trident人気もあるでしょうね。

スタッフロール含め。
シアターが明るくなるまで必見です。

好きなものを好きと感じる気持ちを、蒼き鋼のアルペジオの映像作品を通じてまた思い出した気分です。

最初のアニメ放送は、ガルパン直後に始まったこともあって、渕上さん売れたなぁと思いつつ、仕事が多くてTokyo MXの放送に間に合わず、録画もしてなかった作品だったのですが、再放送をそこそこ見て面白く、なんとなく劇場版第一作を見てスゲー面白く、再々放送はちゃんと見て当然面白く、劇場版第二作で最高に面白かったわけです。

さあ、11月にはガルパンですから、地上でドンパチする作品も期待したいですね。

当初予定より1年は遅延した劇場版(のはず)なのだから、再放送でも埋めきれなかった(?)ブランクを補って余りある内容…と期待します。

期待が大きくなりすぎた可能性は否定できないけど…

それでは!