テレ朝55周年問題

さて、一部で先週の相棒(岩下志麻ゲスト回)の録画に失敗したということで、テレビ朝日に苦情が寄せられたという話題がありました。

おかげさまで、私も録画できなかった一人でございます。

記事のタイトルは僕が勝手に考えました。結構それっぽいでしょ(爆)

なぜこんなことになったのか、自分なりに考えてみました。

なお、対策を言っておきますと、現状は、タイムシフト的に全録する(タイムシフトマシンを導入する)か、週に一度は機器の予約リストを確認するしかないと思います。

まず、録画できなかったのは、みんなではない理由です。

3~4年前でしょうか、キーワード録画ですとか、番組名を追跡して自動で録画をする機能を実装したのが一つのポイントと思われます。

キーワード録画的なものが実現していない機器は、番組表から予約をしても、実際の動きとしては、当該番組の日時やチャンネルを抑えているだけで、番組そのものを認識しているわけではありません。
そのため、こういう世代のレコーダーは、今回の問題で録画失敗することはなかったと思われます。
(つまり、いつも通り水曜日21時からテレ朝を録画する動作をするため)

失敗したと思われるものは、毎週録画の機能をキーワード検索で実現しているケースです。

この場合、“相棒”であれば、“相棒”と完全に一致するものを追うという仕様と考えられ、まるで毎週スケジュールを抑えているようで、案外そうでもない(番組の放送がなければ、録画そのものがスキップされる)のです。

原因として一番疑われているのは、55周年なんちゃらといって、余計な文字列が入り込み、“相棒”を相棒とレコーダーが認識できなかったという推測が成り立ちます。

これに関しては、もう少し考慮すべき点を私は知っています。

家は、シャープのBlu-rayレコーダーがあります。現在は、上記でいうキーワード検索できるタイプの方です。

これ、興味深い仕様があって、毎週録画で該当の番組が見つからなかったら、一番最初に録画した時と同じスケジュールを自動的に録画します。
すると、相棒の場合、場合によっては初回の2時間スペシャル同様20時から録画しちゃった的な可能性はありましたが、うまく撮れてる思われます。

実際、ナルトがポケモンの特番で休みの時、ポケモンの特番の30分だけ撮れてますから(笑)

最後に…

「そんなシャープのレコーダーのくせに、オーバークソタイムは、なんで録画失敗しているんだ??」というところ。

その答えは、

相棒は、パナソニック製のSTBに接続したUSBハードディスクに録画してたからです(´_ゝ`)

というわけで、同等の仕様がパナソニックの実装であれば、パナソニック製レコーダーを使っていて、キーワード検索で録画予約されるタイプの機器の場合、録画にしたのではないでしょうか。

まぁ、この件、悪者を挙げるなら、やっぱりテレ朝ですね。
スポンサーが機会損失に大激怒すれば、さすがに謝罪するかもしれません。

もはやどうでもいいけどさ

就活の縮図と残された疑問

今週の相棒(2013/11/13放送分)、就職活動に絡んだ殺人事件でした。

犯人がクズすぎて、死んだ/(^o^)\

【以下、具体的な内容に言及があるので、ネタバレに注意】

さて、犯行動機とかは、、おいときまして、しっかり録画で見まして、近代化した就職活動戦線の中、自分の体験的に、利害関係者の行動の意味がよくわかりました。
とてもよい回でしたね。

複数の内定を抱える被害者と、内定のない友人。

“あんたが受けなければ、私が内定取れたかもしれない。”


素晴らしく根拠のない文句に、思わず拍手です。

「何もやってこなかったあんたが悪い」
(いっぱい遊んだもん!)

優秀な学生に内定辞退を決められ、コーヒーをぶっかけたクソ人事。

上司に発破をかけられ、お前はコーヒーをかけるってか。

いいですか、内定は訪問して辞退するものではないということです。

彼女と別れて非通知電話を連発する元カレ。

双子の斉藤兄弟のどっちかやとすぐ思ったんですが、エンディングの出演者を見ても、どっちかわからなかった!

企業からの電話が非通知でくるというフリと重なっていたのですね、たぶん。

謎のまま残ってしまったのは、亡くなった被害者が、超絶人気の四菱商事にこだわったところです。

僕はですね、某財閥より菱形が1個多いほど凄まじく優れた商社に入って、志す俳優としては、まだまだ売れるのに時間はかかるであろう元カレを金銭的に支えたい思いがあり、四菱商事を狙っていたと推察し、そんな気持ちも知らない元カレがやっちまったと考えました。

大はずれ/(^o^)\

そうなってくると、単純に人気があり、被害者にとっても魅力的だったと…

リアルすぎて、オジサンちょっと寂しいぞ…

そう、就活塾の先生役が、エアギター界のレジェンドである金剛地武志でしたね。
クセのある感じが、一種の洗脳的な雰囲気を醸しだし、よかったですね。

本当にいい人みたいでしたし(笑)安全そうな塾でした。

冒頭の就活生全員が同じような格好をしている画一性と、就活塾が人気があるといった就職活動におけるテクニカル部分への皮肉とも取れる描写。

そして、最後の右京さんの言葉。

被害者の本当に貴重な体験であった海外のボランティア経験を話さなかったことへの指摘。

僕もカイトくんと同じ発想で、就活のような自分よく見せようとするある種の偽りの世界に、本物を汚されたくなかったんだなと思いましたね。

右京さんは、本当に貴重な体験を話さなかったことこそ偽りやという指摘でした。

僕はそれを見て、うつむきましたよ。

ガンダムのゲームと、パワプロと、麻雀格闘倶楽部で終わった自分の学生時代はなんだったんだと…

頑張って生きよう。