Androidからおサイフケータイの情報を削除する

Pixel 6(Sorta Seafoamの256G)を買い、2年10ヶ月ぶりに機種変更することとした。

Pixel 6 Proの方がよかったかもしれないが、値段が違うので難しい。違いが少なそうで、意外に多いかもしれないのも難しい。買ってから、いろいろ気づくようになった。よくあることだ。

私が注文した時は、事前予約中だったものの、納期が11月24日辺りで、おいおい~感があった。発売日付近になった頃、納期が早まったというネットニュースがあったので、その頃から、1日に1億回くらい納品日が早まっていないか確認したのだが、ある日1週間早まって11月15日くらいになり、さらに11月3日頃にもう一度早まり11月5日になって、11月5日に届いた。

データ移行が終わったので、初期化をして、Pixel 3は買取に出すことにした。Googleストアでは一部のメーカー端末については下取りプログラムがあり、端末注文時に申し込みできるのだが、下取りプログラムで端末を送らないことでキャンセルできるので、申し込みはしておいた。下取りの上限額要件はハードルが低いものの、いつもデバイス類等を売却するときに使っているソフマップ(ラクウル)の買取上限額の方が高いため、高額売却を目指し、下取りプログラムの方が高い見通しになったら、そっちに回そうと考えた。

スマホを売却するのも2年10ヶ月ぶりですっかり忘れていたのだが、おサイフケータイ(FeliCa)の情報を削除しないと、買い取りしてもらえない。覚えていたような忘れていたようなことだ。

おサイフケータイ系のサービスは、端末同士をケーブルに繋げてのデータ移行では上手くいかないので、マジメに機種変更作業を行う必要がある。私はモバイルSuica・楽天Edy・nanacoモバイルと、メルペイ経由のiDを使っていた。結論から言うと、このメルペイがくせ者だった。

機種変更にあたり、モバイルSuica・楽天Edy・nanacoモバイルでは、機種変更手続きや引き継ぎ設定を行った。これらは、その対応(移行先での受取・設定手続きも含むようだ)で旧端末におけるおサイフケータイ情報が削除されるので、特別考えることはなかった。

メルペイに関しては、iDを引き継ぐみたいな考え方が、私になかった。新端末でログインして、新端末でiD設定を行い、それで満足した。もちろん、新端末での利用はそれでよかった。そうです、旧端末ではiDを使う設定にしてあるのがほったらかしなのでした。

それに気づかず、秋葉原のソフマップで、無事に端末が返却になってしまい、結局秋葉原で、カツカレー食べて、近江屋洋菓子店でクリスマスケーキの予約をして、ブルーボトルコーヒーでカプチーノ飲んだだけになった(楽しんじゃってる)。

とんかつ憶って有名だと聞いておりまして、いっぺこっぺ名でカツカレーを主力とする店があることも知っていて、わりと最近秋葉原にいっぺこっぺができたことも知っていたので、一度くらい行ってみたいと思っていたところです。正直、100億年ぶりくらいの秋葉原ご帰宅だったので、買取査定待ちの間に田中そばに行こうとして、4人くらい待ちだったので、なんとなく通り過ぎてあまり行かないところを進んでいたら、いっぺこっぺが見つかって、すぐ入れそうだから入店したというわけでした。

上ロースかつカレーにしました。おいしかったです。カツカレーって、カツにカレーをかけて食べるのが普通だと思うのですが、このように無傷でカツが乗っていると何が正しいのかわからなくて混乱しました。カツを半分ぐらい進めた後、ソースを少しかけて食べました。邪道と言われるかもしれませんが、あまり後悔していません。なお、定食も展開していたので、次行くときは定食にすると思います。テーブルに塩が4種類あり、塩で食べるとんかつに力を入れている気がしたからです。

この後、ヨドバシで電子レンジと炊飯器とデロンギの全自動コーヒーマシーンを見て、ああああああと思い、充電池のストックないから買っとかないといけないかだけ思い(買い忘れ)、ソフマップで買取できないという結果と端末の返却を受け、近江屋洋菓子店に行って、ブルーボトルコーヒーでカプチーノを飲んだ。

何を調子に乗っているのか、ブルーボトルではドリップコーヒーばかり飲んでいたので、初めてのカプチーノだった。カプチーノでもベースの豆をブレンドかシングルオリジンで選べた。ブレンドにした。ブレンドの方が安いからそうした(おい)。

家に戻り、旧端末を改めて立ち上げて、おサイフケータイ情報の削除を試みることにした。わからなくなったら、下取りで幕引きしてしまえるので、退路があり、精神的には楽だった。

なお、おサイフケータイ情報が削除されている状態は、”おサイフケータイのメモリ使用状況”が「未使用」ないし「全部0」になっているということ。まず確認したところ、「利用中」と出た。これは、おサイフケータイアプリを立ち上げ、左上のハンバーガーメニューから「サポート・規約」→「メモリ使用状況」と進めば表示される。なお、Googleアカウントにログインしていないと表示されないようだったので、端末を初期化する前にやった方がよい。私は、売却のために初期化済みだったので、改めてログインをした。まぁ、ログインしていないとGoogle Playストアが使えず、ネックになっているアプリのインストール(今回はメルカリ)ができないので、結局解決されるだろう。

おサイフケータイアプリのメニューには”機種変更手続きのご案内”というのがあり、これがわかりにくいページに感じた。メモリが「使用中」だけ表示されても、何がネックになっているのかがわからず、私の経験や勘に依存するからだ。しかも、このページにはメルカリ(メルペイ)への言及がない。私はiDのマークにピンときて、そう言えばメルペイのiD設定を何もしていないと思った。

そこで、検索してみたところ、メルペイのiD設定を削除する手続きがメルカリのアプリ上でできることを見つけた。

iD情報を削除したい
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/577/

これをやって、おサイフケータイアプリからメモリ使用状況を確認したら、未使用になった。やはり、メルペイのiD設定が残っていたのだ。これで私のPixel 3は……ゴクリ。

もちろんだが、メルカリ等、C2Cで端末を売却する場合も、このようにおサイフケータイ情報の削除はきちんとしておいた方がよい。私の場合は、私自身で個人情報の消去がプロレベルでできないのではという考えで、信用に足る業者に売却することにしている。


Pixel 6のタイミングでは、Xiaomi 11T Proが間もなく発表されるということもあって、その動向を見てからの決断となった。とはいえ、、Pixel 6の予約ができるようになった段階で、Xiaomiの選択肢は実質的に私からは消えていたと思う。なぜかというと、Googleストアの下取りプログラム対象メーカーに、Xiaomiがなかったからだ。ここに入らないメーカーはリセールバリューが低く、優れた選択肢ではないと思った。Xiaomiだって売り飛ばせると思うが、HUAWEIが突如村八分になったようなリスクが付いてまわるのかもしれない。なお、XiaomiはAndroidベースの独自OSを採用しており、メイン機にするには個人的に不安であるとも思っている。。

あと、SIMフリーのXperiaの新型もあったが、ソニーはSIMフリーの分野で端末を売る気がないなと改めて思った(高いのと、キャリアモデルの型落ちをメモリ強化等で濁して出してくる姿勢が気に入らない)ので、ドコモ時代はよく買ったが、もう二度と買わないだろう。


私の中で、Pixel 6は前途多難でスタートした。ある程度決着したら、備忘録を兼ねて書き記しておこうと思う。

それでは。

コロナウイルスワクチン(モデルナ)接種2回目体験談

10月のはじめに、2回目の接種を終えた。世の中のフワッとした判断では、2回目のワクチンを接種して2週間が経過すると、人権が増すらしい。

なんだそれ……(そんなこと言ってはいけない)

当日まで

2回目の予約は、1回目のワクチン接種後の会場待機時間中に取ったので、問題なかった。

ただ、モデルナの場合4週間経過後で、なるべく早めということで、仕事との兼ね合いが見通せなかった。そんなことを考えても、実際たいしたことにはならないものだけれど、いろいろ大変なことがあった。

私に舞い降りた副反応(接種当日)

1回目と同じ会場で、同じ時間帯(11:40)を選んでいたのだけれど、1回目の時期より受けに来る人が少ないのか、厳密な時間管理は撤廃されていて、すべてが順番待ち無しで進んだ。まぁ、1回目だって、順番待ちがあっても1分も待たなかったけど。

家に帰ったらテレワークだったわけだけど、今回は会場周辺で店頭販売している中華弁当を買った。メインのおかずは酢豚で、500円現金払いだった。

ワクチン接種から4時間くらいで、ワクチンを打った方の腕が痛くなった。その日の夜だいたい22:00くらいには、倦怠感が強くなった。

熱も出てきた感じがしたのだけれど、寝ようと思ってだいたい24:00を過ぎた頃からベッドに横になった。わりとすぐ眠れたのだけれど、27時台くらいになると目が覚め、その後また寝ても40分くらいすると怠さと熱で目が覚める展開になった。腕が痛いので、寝返りも辛い。熱いのに寒いというややこしい感覚に襲われている。この身体のしんどさは、1回目のワクチンを上回ったと確信した。

翌朝4時くらいには、改めて寝ることには諦めを発動させ、ポカリを飲んで熱を測ったら、38℃を超えていた。

接種翌日=接種後1日目の副反応

接種翌日は、計画的な有休取得だった。

いつの間にか、とんでもなく面白くなっていたおかえりモネを見て、熱を計ったら38.3℃くらいになったので、常備薬であるロキソニンSを飲んだ。少し時間が経つと、ラビットを見終えて(10:00頃)から、ベッドに横になったら眠っており、12時前くらいになったと思う。起きて体温を測ったら、まだ38℃くらいだったと思う。

昼ご飯は特に食べず、ポカリを飲んでいた。食欲がないわけではないのだけれど、とにかく身体が怠いので、やる気がでない。ダレハナとかラジオを聞きながら、主に椅子に座っていた。

ダレハナが終わった15時頃に、ベッドに横になったら、眠っていた。前日、恐ろしいほど眠れなかったので、もう疲れ切っているのだ。面白がって買っていた、熱さまシートのニセモノをおでこに貼るなどした。意外と邪魔にならないが、そんなに冷たくないような感じでもあり、効果は不明だった。昼寝にしては長く、3時間近く寝ていた。枕元でTHE TRADをつけており、この日にすぎやまこういち氏が亡くなったことが報道された。その時に、ちょうどまどろんでおり、THE TRAD中でも報じられたので覚えている。ご冥福をお祈りします。

眠りから覚めた18時頃、熱が下がっておらず38℃超えだったので、再度ロキソニンSを飲んだ。振り返るとこの時が発熱の最後の山だった。ロキソニンSを飲むと、なぜかスゴく汗をかいたのだが、若干楽になるので、よかったと思う。ロキソニンSを解熱目的で投与するのは初めてだったが、確かなものだった。

その日の夜は、やや強めの地震などがあった。白い砂のアクアトープは見てから寝ようと思ったが、前日の負債を昼寝で解消できず、日付が変わる前には寝てしまった。この日は途中起きることなく朝を迎えた。

接種後2日目

この日は仕事だった。熱はもうないが、少し身体の怠さはあり、腕はまあまあ痛い感じだった。オフィスに出社なら休んだ可能性が高かったが、テレワークなので悩んだ末に働くことにした。何に悩むねんというツッコミが聞こえてきたが、とんでもなく仕事が……なので、黙っていてほしい。

特筆することなく、つまり、特別どうということなく過ごした。熱が上がらなかったので、後は腕の痛みが消え去れば、副反応を仮病で使うことに強い背徳感を覚えることになるだろうと思った。

接種後3日目

腕の痛みが、まだかすかにあるかなくらいで、もう問題ない状態になった。

終わりに

気がついたら、全国のコロナウイルス新規感染者数が減ってきてびっくりしました。

理由はよくわかりませんが、医療だって大変ですし、感染なんて誰も望まないのだから、いいことだと思います。第6波を警戒する向きもあるのですが、どうでしょうか。

ワクチンがある程度やったこともあり、感染者がもし今度増えてきたら、どのくらいの数になるのかで、勝利宣言とかあるのかもしれません。

「やることやっている」と言うと、僕は下ネタを思い浮かぶのですが、どんな状況下においても、やる人はやっています。混乱に乗じて、自分の怠惰を正当化できた日々は幸せだったのですが、その怠惰が永続するわけはありません。それに、自分だけ置いておかれてしまいます。

もし、強固すぎる警戒を解かない人がいるのであれば、周りの人や社会から、追いつけないほどの周回遅れは覚悟した方がいいかもしれません。

引き続きご安全に。それでは。