女優のおしゃべり

レコメン水曜日23:30過ぎに始まる桐谷美玲のラジオさん(←うろ覚え)。

5年とか続いた大物コーナーでしたが、今月いっぱいで終了とのこと。

恋愛相談にとても熱心に答える様子は、お人柄ですね。

あぁ、僕が聞き始めたのは、今年の2月末なのに!

いわゆる女優さんのラジオ番組は、意外と売れっ子(死語)状態でも続くものですが、なかなか永遠とはいけません。

僕はラジオきっかけで、いろいろな女優さんと夜を過ごしてきました。
私のラジオ初期である高校2年にさかのぼります。

テレビおじゃマンボウのエンディングで、森高千里『雨』をカバーし、その美貌とともに僕の初めてを奪った(?)松下萌子。

当時、30分のラジオ番組「松下萌子のもえっこクラブ」を持っており、やや雑音で聞いたものです。
聞き始めて間もなく終了…

木村佳乃。
彼女と深い仲になったきっかけは、めざましテレビのテーマ曲を歌っていたから。

※「Lullaby for Grandmother」が採用

篠原涼子が歌手だったことを知らない人が増えたと聞くが、木村佳乃がCD出してることを知ってる人は、もっと少ないのだろう…
コーナーで歌詞になるフレーズを募集するコーナーがあるなど活発だったのだが、クールが変わったタイミングでラジオドラマベースの番組にがらりと変貌し、ほどなく(半年かな…)して終了…

田中麗奈。
なっちゃんのCMで現れた類い希な映画女優は、おしゃれぶって立ち読みしたメンズノンノとかファインボーイズ的な雑誌に載っている街角のイケメンの3人にひとりくらいの頻度で好きなタイプと書かれていた彼女。そうでない人は、、持田香織とかの時代か(ELTのごく初期)。
テレビドラマでは、それこそオーバータイムくらいでしか見かけなかったのに、ラジオをしていたのです。ニッポン放送日曜日22時は、彼女のためにあった。
僕が大学2年から3年にあがる頃合いだったか、デビュー時から続いたとされる田中麗奈ハートをあげる(通称『ハトあげ』)に終止符を打ったのでした。7年とかやったはず…
結局、ただの一度もクリアに聞くことができなかったのが心残り。これを気に、僕は雑音リスナーを卒業したのです。
ちょうど番組が終わる頃は、女優として中国進出みたいな時だったんですね。今でも、好きな女優さんですよ。
エンディングに流れるスピッツの流れ星も大好きだった。

田中麗奈の枠を継いだのは、上戸彩。

当時の上戸彩と言えば、金八先生でのブレーク後であり、一躍有名なポジションにいました。
上戸彩もまた、歌を歌っていたことを知らない世代が増えたのではないか…
全然グッとこない曲と、好きな感じの曲でふれ幅が多かったという俺評価。

20過ぎから完全に女優へシフトしていき、見事に花開いたと思います。一時はCMタレントだと…

彼女自身は、番組の引っ越しや番組時間の変更もありつつ、17歳(上戸彩 Seventeen′s map)から21歳(上戸彩21ピース!)まで年齢にあわせて毎年タイトルが変わるこだわりよう(?)でした。
僕が関東に進出した後に終了…

石原さとみ。
確か、上戸彩のラジオが終わるというタイミングと同じ時に終了した記憶があります。(面倒なので、確認はとらない)
石原さとみは、今ほどの人気とまではいかないが、同時で十分主演レベルだったと思う。

南沢奈央。
彼女が高校生の頃に、日曜日の夜にやっていました。
僕が番組の存在に気がついてまもなく終了したと記憶しています。12月末終了って珍しいタイプだったかと…(おぼろげな記憶より)
彼女はその後、立教大学で心理学を学ぶと発表され、ガチ受験だったそうで、おぉと思ったものです。
赤い糸のテレビドラマ版くらいしかパッと思いつかないほど女優の本業に関心がないのですが、サイエンスZEROのMCで可愛いです。

長澤まさみ。
「長澤まさみのタイトル未定(仮)」という怪しいタイトルで始まった番組。
やや個性的なキャラがエキサイティングな番組を期待させます。
4回に2回がゲストとの対談形式で、うまく番組をもたせた感がするのだけれど、一人の時に自由闊達に話す彼女は、いい意味で変わっていることを期待した自分にとっては、かなりよかったです。1回だけですが、メール読まれたのは誇りです。

おしゃべりが面白い以外にも、彼女は「こういうのが好きでごめんね~」という趣旨の発言をし、サカナクション(確か、アイデンティティ)を流したことがありました。
僕は当時、何かで耳にしたことはあったかもしれませんが、サカナクションというバンドを認識しておらず、まさみきっかけで知ったのです。

やはり俺の女神!

後に「長澤まさみ Sweet Hertz」と改題し、丸5年で終了。
これをもって、日曜日22時のニッポン放送における(俺の中で成立していた)女優枠が終了になったのです。
(現在はももいろクローバーZが担当しており、その番組は聞いていません)

番外編では、ラジオ空想科学研究所。
僕が認識している中では、柳田先生の相方役が鈴木杏→福田沙紀→武井咲と変遷しました。
スイッチのタイミングが青田買い感があって、結構よかったですね。終了したのは残念でした。

現在、私が気がつく女優ラジオは、杏と剛力彩芽のお二方。
剛力さんのは、わりと聞いてるよ。

剛力さんは、かなり活躍なさってきたタイミングでラジオが始まり、ラジオ後にCDデビューがありましたね。もう丸3年くらいになるか。悪くないよ。

さて、終わるものを嘆く権利はありますが、それでは未来が明るくない。
終わった後に何が始まるのか、震えて待ちましょう。

そして、いつか吉高由里子を…

大きく終わる大物のラジオ

ある程度続いていくと、その存在が当然のものに思えてしまうのは、いくらか共感ができます。

ちょうど先週、福山雅治の魂のラジオが、来年の3月いっぱいで終了すると本人が発表されました。

おかしい…先週は、ちゃんと全部聞いたはずなのに、そういう進退に関する発言の記憶が全くない…

そう、僕は、極めて珍しく、勉強をしていたのだった…

文化放送では、アニスパが、これまた来年の3月いっぱいで終了するそうです。

どちらにしても、10年を越す大物番組です。
ラジオ番組は、終了やパーソナリティの卒業の発表なんて、最終回の前の週だったり、前の前の週くらいが普通で、最終月の月初に発表するくらいになると、相当な大物だと考えます。

あろうことか、3ヶ月半も前ですか…

福山雅治、『魂ラジ』終了の理由明かす「深夜の生放送がしんどい」

こうしてみると、不思議なもんで、やたら納得できるんだようなぁ。

プロのアーティストが眠いという。
僕は、なぜかそれ以上に土曜の深夜は眠く、たびたび魂ラジを聞かずに眠っていたのですから。もっとも、自分が魂ラジのパーソナリティであれば、身体のもっていきかたは違っているだろうけれど。

しかしですね、この理由であれば、トーキングFMの終了まで悲観する必要はないものと感じられました。

僕自身、福山雅治が俳優的な働きを一切しなくなっても、それは構わないと思っています。
自分がドラマとか見ないってところが大きい…龍馬伝やガリレオは見てたけど。

ただ、完全にラジオからいなくなるのは、ちょっと考えられず、厳しい。

もっとも、今回最悪なケースを想定すると、病気療養関係で、ツアーが一段落とかのちょうどいいタイミングが3月末ってやつでした。
別にそういうことでないようすなのもよかった。

さて、果たして番組終了後に何が始まるのか。
アニスパにしたって、後番組にかかるプレッシャーというのは大きいでしょう。期待する人は、それほどまでに期待しますからねぇ。

あぁ、失うときこそ、その存在を理解する、か…