銀次の打撃が極まった感

昨晩、普段ゴゴモンズは聞けないので、Nack5の特番で横田かおりさんに「ありがとう」と言われまくってニヤニヤしながら家に帰ってきたら、まだ日本シリーズやってました。

延長だったんですね。

テレビをつけたときは、ちょうどアンドリュー・ジョーンズが、Dr.スランプアラレちゃんの“キーン”のポーズでタイムリー内野安打打ったところでした

しかし、則本が投げてるのを見て、僕は目眩がしましたよ。

某星野監督は、7戦目のことは、あまり考えてないんだなと思いました。

田中で勝つんだから…という根性論は理解するが…

藤田がベンチで泣いて引っ込んでいったのですが、ダイジェストを見てデットボールだと理解しました。

泣いていたように見えたのは、デットボールが痛かったからですよね。悔しくてとか、本人に聞かずに語っちゃうと、メルヘンになってしまうよ(>_

勝利打点は、またしても銀次でした。

この日で、楽天が日本一になるなら、銀次がMVPになる可能性が高いと思いましたね。
次に田中が完封しても。

ヒーローインタビューでも、非常に充実した感じで、計算できる感じが、首位打者取ったときの鉄平を越えています。(個人的な感覚)

さて、少しだけ現実的に考えると、何かあって7戦目にもつれ込んだとき、楽天がどう戦うのかとても想像がつきません。
(例えば、打球が直撃するとかもあり得ますので…)

強行するなら、則本が先発するかもしれません。
田中をブルペン待機込みで。
巨人は7戦目はほぼ間違いなく杉内俊哉でしょう。

もう一つは、藤田が従来の動きができるかでしょう。
泣くほど痛いデッドボールですから、パフォーマンスへの影響はやはりあると思います。
今年はとても頼りにしていたので、打順の穴は聖澤で埋められても、その他の部分で影を落とすかもしれません。
それはそれで、義理堅いチームメイトが一層奮起するでしょうが。

巨人は、今の感じでは、阿部・坂本・ロペスに打撃面でのプレッシャーが少ないのが痛いです。
阿部は捕手なので心中ですが、結局坂本の代わりはいないということなんでしょう。田中打ちなるか。

亀井の超守備で運をすべて使ってしまったのでしょうか、ラッキーボーイ不足で、4戦目打った松本は、5戦目ノーヒットで、救世主が…

まぁ、いい試合であれば、どっちが勝ってもいいです。

来年は、ドラゴンズだ!

金子千尋という完投の王様

沢村賞が発表され、田中将大でした。

オリックスのエース、怪我が少なくなく、隔年エースと揶揄されてかわいそうでおなじみの金子千尋が選考基準の7項目をすべて満たしていましたが、受賞を逃すという結果でした。

選考基準は以下。

・勝利数(15以上)
・完投数(10以上)
・防御率(2.50以下)
・登板試合数(25試合以上)
・投球イニング(200イニング以上)
・奪三振(150以上)
・勝率(6割以上)

田中将大は、完投数以外の6項目を満たしています。
選考基準をすべて満たして受賞できないのは4度目とか。

基準のことを踏まえて、金子千尋ではないのかという指摘がいくらか見られます。

まぁ、悪しきロジックかもしれませんが、あくまでも基準なのでしょう。

満場一致ということですが、さすがに金子を無視して一瞬で田中に決まったことはないと思いますよ。

堀内(委員長)「誰がいいと思って委員会にきました?」
出席委員「田中」
堀内「欠席委員も田中って書面がきてるのでいいか!」

とかなら、少し泣く。

偉そうにガチャガチャ言ってみましたが、沢村賞のことを熱心に考えているとか、金子の成績をよく確認していない僕程度の野球好きでは、金子千尋という可能性、たどり着いてなかったかもしれません。

そのくらいぶっちぎりな成績を残した投手がいたということです。

でも、今年の金子は素晴らしかったですね。
ちょこっと映像を見た程度ですが、チェンジアップのブレーキが抜群で、奥行きの変化のボールというのが相応しいバッターの崩れ具合でした。

しかし、何年か前、金子は投げれば完投するほど無双していたこともありました。
あの時は、目覚める前の春先に打たれすぎて、防御率が年間でもいまいちだった結果、沢村賞にかからなかったんですよね…

金子にとって、沢村賞は何かと曰く付きと言いますか、鬼門かもしれません。

来年は我らが吉見一起に!

ハードルは、奪三振と、ケガやな/(^o^)\