そこは変化が無さ過ぎる

ラジオキー局において、大物の番組が終わると、にわかに話題になりました。

まぁ、ニュースレベルの扱いだったのは、福山雅治とゆずくらいですが。。

文化放送では、5年半深夜の生放送2時間番組のパーソナリティとして、いや母として、いや番長として、いや鬼(!!)として君臨した曽根ちゃんがリッスン?卒業という衝撃もありました。
超A&Gの看板ともいえるアニスパが終了というのもありました。

僕は、曽根ちゃんがリッスン?を卒業するということはなくて、そんなときは帯番組が丸ごと生まれ変わる、つまり曽根ちゃんがリッスン?を辞めるときは、リッスン?が終わるときだと考えていたわけです。

もっとも、、今リッスン?が終わるとみかこしも同時に失う可能性が高く、さすがに悲しかったのですが、そこだけは回避されたのです。

そんな感傷的なことを言ったところで、自分の命すら途絶える世界に永遠を求めるなんてナンセンスですが。

そんな中、驚くべきものはTBSラジオです。

リッスン?やオールナイトニッポンに対抗する深夜の2時間番組“JUNK”に、もう何年変動がないのでしょう。
山里の水曜日が始まり、アンタッチャブル(ザキヤマ)が終わったときですかね。

ぶっちゃけ、長くやれるのはいいことと何でも言い切れないと思いますが、これだけ変化ないのは、スゴいかなと。

JUNKのない曜日の遅い時間の番組も、ほぼ変化がないようで、TBSラジオは堅調な成績なのかもしれません。

それ以外でも、TBSラジオでは週末中心の30分番組とかも、あまり変更がないようでした。(自分が感じ取れる範囲)

ラジオの出来不出来なんて、テレビの視聴率報道のような報道なんてありません。
スペシャルウィークというのが聴衆率調査週間だと知っていても、その結果なんて目にすることがありませんから。

長くなればなるほど、いよいよ終わるかもしれないという恐怖と、番組が終わること自体の可能性を忘れてしまう日常感が生まれます。

果たして、TBSのJUNKは、そのうち番組にメスを入れる日は来るのでしょうか。

もっと言うと、伊集院光氏がラジオをやめる日があるとしたら、どんな風になるのでしょうか。

あぁ、ええと…
リッスン?の月曜日が平野綾だった頃、鬼龍院翔のオールナイトニッポンも聞かなかったので、伊集院光を聞いたこともあったんですよ。

でも気が付いた。

人間には、好みや好き嫌いがあると

そして、今は、みかこしのリッスン?月曜日、talking FM、あ、安部礼司にいつか終わりが来ることが怖い、ですかね…

それでは。

相棒の最後

カイト君がドナドナして一週間。

“衝撃的”だったという意見をよく見ました。
いい意味か、悪い意味かは不明ですが…

個人的には、強く非難している人の気持ちは、全く理解できません。
まぁ、2時間スペシャルの放送回にしては、物足りなかったくらいですよ(´_ゝ`)

「伏線がなさすぎ」という意見には、特に共感しません。

相棒は、ドラマという観点で見ると、事件が起きて物語が始まるのではなく、杉下さんが興味を持ったところで物語が始まるのです。

ですから、ダークナイトが過去に犯行重ねていることを描写しておくべきという意見は、いかがなものかと思います。

さて、私が物足りない気持ちになったのは、ダークナイト活動に勤しむカイト君の動機というか、モチベーションです。

ダークナイトとして、ムカつく奴を適度に成敗する活動は、彼が相棒となった初期の頃、歴代相棒と比べてやたらケンカぱやかったことを思い出すと、あり得る範囲に思ったんですね。

その一方で、3年目のシーズンに入り、そのケンカ行動は影を潜め、カイト君もよく考えて行動する方向になってきていました。(雑に言うと、神戸尊化)

えっちゃんがカイト君の子を身ごもりながらも、急性骨髄性白血病で入院。
悪事から足を洗うきっかけが超強力にあった。

そんな中…

あの大河内監察官の取り調べはなんですか!

僕はね、カイト君が取調室で狂気じみた発言をすることや、杉下さんが取り調べることを期待した訳じゃない。

「名声を得る快感にやめられなくなったのか??」的質問に、カイト君が「そうかもしれません」という感じで、自分の言葉で返さなかったのが、消化不良の原因ですよ。

上記のように、真っ当な人間として生きるきっかけがありながら、ダークナイト活動を続けた理由を本人から聞きたかった…

「自分でもわかりません…」なら、それはそれでよかったんですよ。
大河内監察官だって、想像の問いかけでしょ。それをフワッと追認するって、本当なのか疑わしく思ってしまいます。

「また会える」

深いですね。
考えられるのは、再び敵として、でしょう。

相棒13の最後は、予想外でした。
僕が予想していたのは、えっちゃん絡みの展開。まぁ、、その予想は事件とかほったらかしなのだけど…

しかし、えっちゃんは出産のことは決着しなかったし、かといって白血病も完治しなかった。僕は、この関係でえっちゃんが亡くなるのではと、マジで縁起でもないことを考えたのですよ。

“病気で一番大変な時にそばにいてやれなかった”的視点で、カイト君は悲しみに暮れる中、警察を去る(辞職)とかさ…
この展開でえっちゃん放置に震えた。。

しかし、困ったことになりました。
杉下さんは無期限の謹慎ですから、何らかのきっかけがあって職場復帰しなければ、次の話が始まりません。

甲斐次長が手を回し、杉下さんの相棒には次長の犬(←例え)を送り、監視下に置く。

タイミングは、、僕が知るはずもない「慣例」ってやつなのでしょう。
復職間もなく甲斐次長に呼び出されている(その場には大河内監察官が同席している)ところから始まり、監察官が退席して、杉下さんも退席しようとするところに次長に呼び止められ、えっちゃんが無事に出産したこと、カイト君と(獄中?)結婚したことを伝えられ、「そうですか」と答えるって展開ですな。

新しい相棒すか。さぁ…じんかわ…違うか…
陣川くんの妹さん、エロ…よかったですので、また見たいですね。

もっとも、水谷豊の気分で相棒の人選がなされているなら、原作もクソもないっすよね。
仲間由紀恵は、省庁の人事交流で警察にきているって理解してて、その認識が正しいなら、もう一悶着あっても相棒はないと思うので。

神戸復帰説にも僕は否定的。
彼は、杉下さんの前でこそ霞んだかもしれませんが、どうしたって仕事ができますよね。
すると異動先で順調に成果を上げて出世しており、閑職である特命係に再異動なんて考えにくいです。

杉下さんより上の階級の人が来るくらいのサプライズは考えてもいいかもしれませんね。
甲斐次長あたりは、杉下さん自身を抑止する必要を感じるなら、縦社会の力関係を発揮するのは今までにない観点です。名案じゃないか…

来年もドラマがあることを期待します。