PSP goの将来が見えないというお節介


そう、PSP goです。
これ、確か2009年11月1日に発売だったんですよね。
すっかり忘れていました(爆)
僕は、新米ハンターズパックを用いて、青のPSP-3000を手に入れているため、基本的には見向きもしませんが…

さて、僕はPSP goがすごく残念なのではないかと考えています。
まず、既存のUMD所有者を救済する処置、つまり、すでにUMDのソフトを持っているPSP go購入者が、すでに持っているUMDソフトを無償でダウンロードする特例処置みたいなことは、行われないということになりました。
つまり、PSP goは、既存のPSPの買い換えをあまり促しそうにないのです。
PSP自体が値下げしてきましたしね。
ただ、これなら、新規にPSPシリーズを手にしようとする人には特に影響はありません。
一番の不安は、僕はダウンロード販売にあると考えるのです。
現在、私が理解し得る範囲では、PlayStationNetworkのみがダウンロード市場になっていると考えます。
すると、ソフトの価格競争が限定的になります。
複数のメーカーがPlayStationNetworkで販売はするでしょうから、価格競争がゼロということはないでしょう。
ただ、秋葉原ならゲームを扱う店がたくさんありますが、PlayStationNetworkは、たぶん世界に一つです。
つまり取扱店レベルの競争は起きないのです。
そうはいっても、UMDやパッケージ類、物流など発生しなくなるコストもあります。
未確認で恐縮ですが、ごく普通の新品価格なら、ダウンロードの方が安いでしょう。
既存のPSPでダウンロードゲームを使えるかどうかはどうでしょうか。
メモリースティックを実装しているので、使えるのではないかと考えます。
もう一つ、物流文化で大きなものがあります。中古市場です。
何たって、単純に新品を買うより安いというのがあります。
ダウンロード商品を売り払うというのは…現実的ではありません。
日本の中古市場は発達している(ように見える)といってよさそうで、特に人気不人気を理解した価格柔軟性は、とうていダウンロードには期待できません。
もっとも、ダウンロード商品が値下げをしたり、ポイント還元を実施するなど、施策は考えられますが、市場評価のスピードに的確についていくことは、まず無理でしょう。
僕としては、少なくともPlayStationNetwork以外の販売チャネルが成立するかが、一つ注目しておくべきことだと考えます。
次はUMDからPSP goのメモリー部分にゲームファイルを移す仕組みの提供でしょう。
キワモノメーカーが頑張って開発するとかそういうことですかね。
外観はかっこよさそう(現物を見たことないので…)期待したい部分はありますが、いわゆる、そういうんじゃないから状態の脱却を期待するわけです。