お昼からは、株主限定ライヴがありました。
どうも、これが主たる目的という株主も多いようです。
それに、出席株主数が最多らしく。
このライヴを目的に株主になるよりは、a-nationに行った方がいいと思うのは、私だけでしょうか。
司会は、東京プリンの牧野隆志氏と渋谷亜希氏。
おまけの情報ですが、渋谷さんはアメリカの大学を卒業しているらしく、英語がぺらぺらです。
牧野さんはプリンかぶってなかったです。
いろいろやってるアピールで、石橋凌と金山石城が登場。
僕の中で、石橋さんはよみがえる金狼やっけ、宝生舞がかわいかった記憶のあるドラマに縛られてるわ。
石城先生は、「絆」を書いてくれました。
歌の方へ。
トップ:倖田來未
幕開けた瞬間、ステージ前の椅子席の人が総立ちに。
やはり注目度がダントツのため、報道にも取り上げられてます。
ちなみに、ゆっくり株価は下がってますね、最近は。
エロかわいい衣装でした。死語。
GIRL NEXT DOOR
彼女たちは、まさに株主総会で報告すべき対象です。去年の今ごろは、謎の情報だけ流してデビュー前ですから。
今年は初のa-nationですし、ライヴの立ち振舞いを確認しておきたかったですが、心配無用な感じで、よかったです。
しかし、この組織の楽曲は超エイベックス的で、こういうのが売れないと、時流を逃してるってことなんでしょうね。
iTunesストアのレビューにおける批判が、ものすごい。
alan
レッドクリフの全世界主題歌を歌う彼女。
前の2組が爆音過ぎて、右耳に不安を覚える僕は、素直な歌声に感動したものです。
こういうアーティストは、ずっと活躍してもらえる活動基盤ができるかが課題だと。
Elliott Yomin(エリオット・ヤーミン)
洋楽の注目株として登場。
ひょうきんな性格は意外でしたね。
英語でインタビューしてました。
Acid Black Cherry
ロック的な位置付けで登場。
ディル・アン・グレイのボーカリストのソロプロジェクトです。
当日のMC大賞。
休憩がおよそ15分。実は、初の試みらしい。
Blue Man Group
新時代の出し物。
ペンキが鮮やかでした。
公演の株主限定予約の案内がありました。
水谷豊
歌手としての登場。
なんか、ずっと笑うてたな。
人のよさは、イメージに違いません。
SEAMO
エイベックス関連レーベル代表。
見るものを巻き込む力は、才能か。
mihimaru GT
気分上上を、一部上場バージョンとして登場。
かわいいという声援が大きかった一人。
mihimaruは二人組なのでお間違えないよう。
ラスト:大塚愛
まぁ、はけてからラストやったとわかったんですが。
ブレイクしはじめの暴力的なかわいさの印象よりは、ずっと大人っぽい気がしました。
ケツの青い私が言うことやないが。
社長に株もらったという危険な発言がありましたが、プリンさんがストックオプションである旨補足してました。
当たり前やろと、つぶやいちゃった件(爆)
来年も僕が株主やったら行ってみたいと思います。
いよいよ、1万人突破するかな。
月別アーカイブ: 2009年6月
エイベックスホールディングス株主総会の時間
というわけで、エイベックスホールディングスの株主総会に行ってきたわけです。
年間売り上げ1000億の大会社ですから、まぁ知っている人も多いと思います(爆)
この株主総会は、例年日曜日に開催されることでも著名であり、今回も例に違わず日曜日でした。
多くの株主の出席を求めるためらしいが…
思惑はよくわかりません(爆)
11時から開催で、場所はさいたまスーパーアリーナ。僕の家から、おおざっぱに1時間くらいのところです。
洗濯していこうと思っていたのですが、見事に寝坊してしまいましたので、準備もそこそこに出発しました。
最寄りのさいたま新都心駅に着いてみますと、別に普通です。
別に普通というのもあれですが、例えば、スーツを着た人があふれているとか、見た目が怖い人が集団を形成しているとか、そういうことがない、ということです。
いくら何でも、ステレオタイプですかね。
いざ入り口まで行きますと、すっげー人がいます。
開始25分前くらいだったのですが、受付自体はほとんど待つこともなく通ることができました。
招集通知に同封されていた青い紙の文言とは全然違う件。
議決権行使所と引き替えに、注意書きとビラとルミカライトが入った袋と、株主をアイデンティファイするための札をもらいます。
目の前は軽くホールみたいになっているのですが、売店なんかが設置されており、CDやDVD、エイベックス関連のグッズが売っていました。
東京ゲームショウ以来、おもしろいところにくるとなるべくステッカーを買うという自分ルールを作ったのですが、ちょうどグッズ売り場にステッカーがあったものですから、総会終了後のお昼の時間に買いました。
半額くらいだったかなぁ。株主価格らしいです。
つうかさ、このステッカー、売り場のお姉ちゃん少しびびってたから、全然売れてないんだと思うよ。
僕は、全然ひねりがなくて普通のデザインだから、いいと思いますけどね。
少し時間が飛んでしまいまして、申し訳ございません。
会場に入りますと、メインアリーナを使うわけですから、めちゃくちゃ広いわけです。
ステージ前は、それこそコンサート会場とか、卒業式のようにイスが敷き詰められています。
僕は、卒業生といっても大事にされない大学院生が座るような横のスタンド席でしたが。
ちなみに、スタンド席も2階までは、午後は全部埋まる勢いだったので、トヨタ自動車の株主総会に4000人なんつうのは、比べものにならないです。
9697人来たそうですから。
定刻に開会されました。
議長は定款により代表取締役が務めることになっているというわけで、松浦さんが議長になります。
不思議やったんは、議長はカンペを読んでる感じはしないんだけど、なんというか事務的すぎて暖かみがないんですよね。
別にどうでもいいことなんですが。
最初に総会が成立するとの報告を受け、なんか、監査役が大丈夫だよとしゃべってから、適当に議案の審議に進みます。
pptで説明といったレベルではなく、専用のビデオを制作してきて、そこで事業の報告がなされます。決算総会ですから。
現在のエイベックスの柱は、EXILEということがよくわかる内容でした(爆)
少し注意するべき点はあって、エイベックスは、そのアーティストのマネジメントレベルから請け負っている場合(最近でいう、misonoのような動きをしているのはこのたぐい)と、いわゆるレコード会社になっている場合(EXILEもこちらだと考えますが、もっと容易にわかるのが、ジャニーズで有名なV6やタッキー&翼が当てはまります)があるのです。
その他のよく売る人でいえば、倖田來未や浜崎あゆみといったところですね。
CDはここ数年売れなくなっているのですが、うまいことやって利益は出しています。
配信関連は、着うた・着うたフルを中心に引き続き市場が拡大中。
映画にも力を入れてみました。
でも、コンテンツでスベったよ。
というのが、概要。
映画つっても、レッドクリフだけな件…
いや、ということは、他の映画があったら、不作ということなので…その不作に思い当たるものがないというのは、逆に失敗作がないと考えられるため、いいのか(爆)
音楽に関しては、CDで利益を確保する戦略を打ち続けることができていれば、市場の縮小もそろそろそこが見えてきた感じもするので、いいと思います。
ダウンロードもまぁいいと思いますが、過剰投資しても市場にニーズが存在しなかったという馬鹿なことだけはなしという方向で。
映画は、できればあんまりやらないでほしいと思った。
コンテンツは…基本的にだめだと思いますね。
議案の詳細は、招集通知に記載ということで、当日は映像での補足というレベルで終了です。
11:30から質疑が始まりました。結果的に1時間で終わりました。
この時間設定は、あらかじめ決めていたみたいですね。
最初、「小室哲哉の事件は、何でこんなことになったのか。保釈金とかで、会社に損害が出たんじゃないのか。前やその前の社長の方がいいんじゃないか」という趣旨のほとんど議案と関係ない質問が出ました。
社長のポッケという報道もあったとおりで、保釈金を立て替えがあったが返済済みというレベルで、会社の損害はゼロ。オーバーが補足すると、あくまでもこの件に関してはですね。
それだけ答えていた記憶があります。
質問がおかしくて、小室氏の悪行は、小室氏自身の判断に基づいているので、エイベックスとしては生活指導ができたくらいでしょう。これを社長の不信任にすげ替えてしまっている質問にとは、全く理解できませんでした。
小室関連をあえて攻めるとすれば、彼が継続保有しておくべきだった版権をすでに譲渡しただか売っただかになっていたため、エイベックス自体にglobeやその他楽曲提供(古きTRFや鈴木あみ)に関連する収入が得られなくなってたんじゃねえのという心配くらいが適切でしょうか。
あと印象的やったんは、mixiで、某ノーブランド的なブランドの有名雑貨店の巨大コミュを運営しているという女性が、コミュニティにエイベックスの子供系のオーディションかなんかの宣伝をパピコされて迷惑よというのがありました。
おもしろい意見やったな。
対策をとるのかはわかりませんが、まじめに対応するとすれば、俺は、社員に「身内の仕業やったらやめとけよ」みたいな通達を出すんでしょうね。
まぁ、リアルに身内の仕業やったら、厳重注意処分か戒告くらいを与えると思うな。
最後の質問の人は、浜崎氏の109ゲリラ逮捕ライブの件を挙げ、「内部統制がちゃんとできていないんじゃね?監査役は重大な問題はなかったと言ってんだけど。はぁ?」ということでした。
まぁ、監査役の内部統制というかチェック機能っていうのは、取締役会レベルのことと決算書類の中身ですから、つうか、それ、最初に報告したじゃんというのが私の意見でしたが。
内部統制に関しては、社内のチェック体制を疑うのが正しいので、回答したのはコーポレート担当の取締役でした。詳細は現在も事情聴取中らしく、話せないとのことで、かなり苦しそうでしたね。
まぁ、つまりはかなり悪いんでしょう。
濡れ衣着せられた監査役も答えていましたが、「細かいことまではチェックできねえ」という趣旨のことを言ったので、「じゃあ、本件はあんたにとってはちっちゃなこと、つまりどうでもいいことなんですね?」みたいな詰問をしてほしかったな。
そしたらまともな人なら、誤解を与える発言をしたことをわびながら、よりいっそうの状態把握に努めるみたいなことを言うんだと思うのですが。
監査役の選任が議案にあるんだから、めちゃくちゃ厳しいことを突きつけるのは、正しいんですけどね。
番外編としては、議長に指名された人が発言をするというルールを無視して、「一昨日の株価が…」と叫んだ人がいました。
当然、取り合わないわけですが。
どうやらつまみ出されていたみたいです。
特に一昨日の株価がおかしかったようには思えんのだが…
1時間経過することで議論が尽くされたという解釈になりまして、議案の採決です。
拍手制度です。
全部提案通りとなりました。
この採決結果の発表方法があまりにおかしかったので、次回の株主総会前には定款をよく読んで、必要があれば是正してもらわなければ。
あとは、個人的にキャッシュフロー計算書を見せてほしいというのがあったので、これも要望しなければなりません。
うーん、発言者は、有価証券の評価損とか、もうちょっと考えれば事情がわかりそうなところには目がいくみたいなんですけど、現状公開や説明が足りていないところには目が届きにくいんですかね。
もちろん、一番何もわかっていないのは私なんですが。。。。
申し訳ございません。
自分とこの総会とはだいぶ毛色が違って、非常に新鮮でした。
勉強になりますね。
お昼を挟んで…有名な株主限定ライヴの幕開けですが、これは次(明日)の記事でお願いいたします。