微かなこだわり

昨日、ジーンズを買いました。
ジーンズなんて、現代っ子は言わないとかあり得るんですか。
日暮里にEDWIN DENIM GALAXYとかいうのができていて、そこに行ってきました。
ジーンズは、ジーンズを作っているところのものを買うという微々たるこだわりがあり、そういう風にしていました。
一度だけ、そうじゃないところで買ったんですが、それ以後改心しました。
ここは、基本的にその日に裾上げをしてくれますが、無料でチェーンステッチ仕上げなんですね。
Leeのビンテージなんかで、デフォルトがシングルステッチのものはありますが、裾上げする前の既製品の状況は、たいがいチェーンステッチなんですよ。
で、大多数の場合、レングスの長い商品をウェストでサイズを合わせるため、裾をあげる必要が出てきて、無料でやってくれるところは、まぁシングルステッチなんですわ。
結局、製品としてお店に並んでるものと、裾のステッチが微妙に変わったものになるわけで…
細かいですが、こういう配慮にグッと来ました。
店員に僕の履いていたジーンズがライトオンの別注だと当てられたときは、微妙に引いちゃいましたけど。
ラベルを見られたか。
EDWIN506と黒ベルトを買って、一万円突破のためにデニムのバックをもらい、裾上げが一時間かかると言うことだったので、札をもらって、御徒町に脱走しました。
亀戸サンストリートに行ったときに入ったABCマートで目にとまるプーマの靴がありまして、これを購入しました。
別に、アメ横だから特別安いわけではなかったのですが、ABCマート限定らしいものでして…
赤と紺のやつを試着して、赤にしました。
最初に目がとまったのも赤だったんで、妥当なところに落ち着いたわけですね。
靴を買ったら、裾あげ完成のちょうどいい時間になったので、受け取って帰りました。
という、何気ない日常の話。

一週間前に終わった母の日

2008年5月11日は世間に言う母の日だそうです。
いち早く状況を認識していたので、4月の間に鍋のセットを手配していました。
先週だったか、父親から電話があったので、父にはそのときに話はしておいたんですけどね。
常々面倒だとは思っているんですが、母親から電話があり、どうでもいい話をされました。
毎回、「彼女はできたんか」と聞いてきますが、毎回いないと答えます。
もっとも、母親には彼女ができても言わないと思いますけどね。
あっ、本当にいませんから。
ちょうど、勝手に母の日の話題にされ、「食べ物でいいわ」とのたまうので、鍋の手配の話をしました。
その場は、「あぁ、そうかな」くらいで終わりました。
5分後くらいでしょうか。電話がかかってきました。
母からでした。
箇条書きにてその内容を紹介します。
・もう暑いから、鍋なんかはいらない
・鍋をするにも、ガスコンロ(ボンベをつけて使うようなやつね)なんかを用意する必要があって、面倒
・みんなで食べるようなものより、お菓子みたいな一人で食べられるようなものがいい
・鍋はキャンセルできないのか
とのことでした。
電話で話し中でしたが、吐き気がしたので、電話を切りました。
せめてもの行為と思い、鍋の注文をしたお店にメールを書いて、僕の元に商品が届くようにしてもらいました。
もはやお金はどうでもいいので、キャンセルでよかったんですが、それはあまりにもお店に失礼だと思ったので、ちょっとだけ考えて、配送先を換えてもらうということにしました。
僕の母の日は終わりました。
礼儀的にも、「鍋をキャンセルするということ」をしておいたので、もういいかなと。
少し、同情を誘う感じに書いてしまったのがよくないですが。
母の日なんだから、母親の意に背く鍋を手配した私が悪い、という考え方は十分あり得ます。
善意を全く理解しなかった母親は悪いと思います。
後者は、僕の私的な感情でしょうか。
しばらく、「辛いわ」と声に出して過ごしていました。