さて、落語を決めました。
今回は、「二十四孝」(にじゅうしこう)を演じます。
私の学生落語の中で、最も最低な完成度を誇ったのは「天災」でした。話の筋はいくらかそれに似たものだと、私は理解しています。
特に、決定的な要因もないといえばないのですが、あえて挙げれば「一度やろうとして、結局やらなかった落語」だからでしょうか。
大体、3年生になったくらいから落語にただ笑いを求めるんではなくて、いろんな価値観が見えるようなものを期待しはじめました。
たいていは私の練習不足が主要因となってうまくいってない気がしますが。
最後くらいは、やってやりたいです。
「おもしろいこと」という定義を考えると、「笑ってしまうこと」とはイコールではないと考えます。
もっと、「きれい」とか「うまい」とか、色々なものが合わさって、形容できないような感じだと考えます。
「おもしろいこと」というのは、濃くないといけません。真の価値観は、「そのものの中身」に置かれるべきものなのです。
私は、「さすが、トリ!」みたいな評価ではなく、落語を通しての「具体的な何か」で満足させてみせようと考えます。
この2大目標を実現させたいと思います。
結局のところ、やってみなければ実際の結果はわかりません。だから、やってみます。自分で、自分の考えで。
所信表明演説
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