年の瀬のお楽しみといえば、今年一年を表す漢字一文字。
「命」が選ばれました。
自殺の問題が多く出ましたし、皇族さんにはおめでたがありましたし。
とはいえ、今年の情勢からネガティブなイメージが強いですな。
自殺については、「何故自殺してはダメなのか」というもっともらしい議論が展開されます。私自身、そのような議論自体に効果があるのか疑わしく思っています。
しかし、自殺が増えることは望みません。生きていたほうが、面白いことが出来そうな気がするからです。
私も辛いことはありますね。就職活動してた頃とか…
そんなときに、考えていたことをお話しましょう。
まずは出来る限りの手を尽くし、結果を待つ。ほんのわずかでいい。少しでも、状況が良くなるのなら、それでいいではないかと思う。
それでも辛いときは、立ち止まって休んでみる。気を休めれば、少しは落ち着いてきます。
とはいっても、辛いものは辛い時がありますね。ここからが、ある意味「命」のやり取りになるわけです。
私は、3個いいことがあったら、もう一度自分の身の処し方を考えることにしようと決めました。
その「いいこと」は、心理的に妥協をせず喜べるレベルに設定します。恋人が出来る、とか…
せいぜい、一つくらいしかうまくいかないもんですが。不思議と嫌なことに興味がなくなってきます。
「そんなにうまくいくかよ」と思う人がいるでしょう。とはいっても、自分で命の駆け引きをし始める原因は、3つくらいでしょう。いいこと3つと個数は同じです。
いいこと3つしても迷うようであれば、もう3ついいことをしてみるといいでしょう。いいことがあるのは難しいことですが、それでも3つ決めてやるのです。
少しずついいことをするのが得意になったらいいんです。
いいことというのは、自分にとっていいことで構いません。いきなり、他の人にいいことをしてあげられるほどになるのは余裕が出てからです。
いくらかやってみたら、命を絶つことは自分にとっていいことか考えてみたらいい―
一つだけ、難しい要求をします。それは、自分だけは自分を裏切らないことです。
なので、自分の気持ちに迷ってもいいけれど、間違った選択・早まった選択は慎むこと。迷うことは、いくらでも許されているんだから。
どうにしろ、難しいことです。人間は難しいのです。
だから、迷い、決意し、動く。
分からなくなったら、また繰り返せばいい。
100年先かもしれないけれど、繰り返しが自然になる日は来るでしょう。
今年の漢字について考えてみる
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